2010年12月23日木曜日

2010最終グループワーク

今日は、2010年最後のグループワークでした。

先生や院生の方々のおかげで「キーストーン・シフト」という軸を見つけた私たちは、1218日から論文の執筆を始めています。

まず最初にやったのは、一般的な論文の型を参考にしてアウトラインを書いてみることです。「書いてみることです」と簡単に言っても、私たちは本格的な論文を書くのはこれが初めてなのでいったい何から手をつけていいものやら・・・。そんなときに助け舟となるのが、やはり過去の先輩方の論文や先生の論文です。ゼミに残る先輩方の論文の中から、自分たちの主張に一番近いものを見つけて参考にさせていただいたり、先生が以前見せてくださったアウトラインをなぞってみたり、とにかくまずは見よう見まねで真似をすることから始めてみました。右往左往している私たちですが、そんな中、お時間を割いて来ていただける院生の方々のアドバイスが天使の声に聞こえます。いつも本当にありがとうございます!

そして本当に簡単なものですがある程度の流れはできたので、あとは各自分担にしてより深いアウトラインをつくってくることになりました。なぜなら、私たちの班は今日からしばらく一時解散となってしまうためです。柳沼は北海道へ、小島は岐阜へ、塚田は埼玉へ、私は福岡へ、それぞれ実家に帰るために日本全国に散ります。

幾分か不安ではありますが、年明けにはそれぞれの宿題を基に、完璧なアウトラインを完成させて、すぐに執筆に移りたいです!

2010年12月18日土曜日

院生 真木さんのご指導

お久しぶりです。
寒くなってきましたね。塚田です。

院生の真木圭亮さんとのお話の中から見つけた、軸の糸口から、卒論執筆の許可が先生からおりました!
ついに、私達も卒論を書き始めます!

以前にもブログに何度も登場していることからお分かりかもしれませんが、井上ゼミでは院生の方たちが、忙しい合間を縫って、学部生をサポートして下さります。
(ちなみにサポート、と一口に言いましたが、井上ゼミの院生の皆さんは、一緒に徹夜で発表のアドバイスをしてくれたり、一緒にFWに行ってコツを教えてくれたり、本当に感謝しつくせないほど私たちに御指導して下さるのです。)

中でも、先ほどお名前を出した真木さんは、井上ゼミ1期生でもあり、入ゼミ時から私達の指導をして下さっている院生の方です。

1214日、その真木さんに、論文に関するアドバイスを請いました。
私たちは、これまで調べてきたプロ野球の事象を以て、ビジネス・エコシステム(前回のブログ参照)の理論にどのように貢献するかという点で、悩んでいました。

すると真木さんから、
「なんだか、話を聞いていると、キーストーンが支配者に変わっているような感じをするよね」
という言葉をいただきました。

ここで、私たちがこれまで調べてきたことを簡単に説明します。
日本プロ野球界は、巨大なメディアをバックに持つ巨人が、スター集団として君臨し、その姿をメディアに露出することによって、国民から莫大な人気を得ていました。
90年代、その人気を維持するために、巨人は他球団(特にパ・リーグ)からスター選手を引き抜いたのです。一方、巨人はセ・リーグ球団に対しては放映権料という形で、パ・リーグ球団に対しては選手年俸の肩代わりという形で、他球団の球団経営を助けてきました。
しかし2000年代、巨人は選手の引き抜きを続けたにも関わらず、視聴率の低下という側面で、日本プロ野球の人気は低下しました。それは、メジャーリーグにスター選手が移籍するようになり、国民の注目度が薄れたためです。結果、放映権料をセ・リーグの他球団に与えることが叶わなくなってしまいました。また、メジャーリーグの参入により、選手年俸も高騰し、年俸の肩代わりもできなくなったのです。

つまり巨人は、選手の引き抜きを行うにも関わらず、他球団に対してリターンを与えない存在になってしまったのです。

このことを、ビジネス・エコシステムの枠組みで説明すると、かつてキーストーンとしてビジネス・エコシステムを活性化させていた企業が、いつの間にか支配者になっていた…というわけです。

このような現象は、今まで語られてこなかったものです。

「キーストーンが支配者か…確かに。不思議だ…。先生にも話してみよう。」

数日後、先生と相談をしている際に、まきさんと話した素朴な疑問をぶつけてみました。
「日本野球界では、キーストーンが支配者に変わる現象が起きているみたいで。」

研究室で熱い議論が巻き起こり、私達はこのキーストーンが支配者へと変わる「キーストーン・シフト」という現象を軸に卒論を書き進めていくことに。

まきさんのように、見識のある方々と日常的にお話をしたり、アドバイスをいただくことができるので、こうした「偶然の産物」で研究をすすめることができる。
こういうところも、井上ゼミらしいところなのかもしれません。

←真木さん。特技は料理。

2010年12月11日土曜日

ビジネス・エコシステム

こんにちは、柳沼です。

インゼミも終わり、ひと段落したいところですが、今日も私たちはグループワークをしています。
というのも、121日が論文提出の締め切りです。相当急がないとマズいですよね…。

そんな中、私たちは最近、「ビジネス・エコシステム」について改めて勉強しています。
というのも、この理論こそ私達の論文に使えるのではないかと、先生からアドバイスをいただいたからです。


ビジネス・エコシステムとは、多企業間のネットワークを、生態系(エコシステム)のように捉える概念です。

こんな話があります。
ある時期、アメリカ北西部太平洋で魚が採れなくなり、海岸浸食に歯止めがかからなくなったことがありました。
実はその原因は、ラッコの乱獲にあったのです。
ラッコは、海の生態系を守る海藻を食べてしまうウニの天敵です。
ラッコが減少した事で、海を守る海草を食いつくすウニが増殖し、海が荒れてしまったのです。
つまり、ラッコが海を守る中心的存在だったということができます。

多企業間のネットワークを生態系に見立てると、ラッコのような「中心的な存在の企業」がおり、その企業が生態系に良い働きをすることが重要となってきます。

生態系に対して、良い働きをする中心的存在の企業を、「キーストーン」と呼び、
一方、中心的存在であるものの悪い働きをする企業を、「支配者」と呼ぶのです。


この「ビジネス・エコシステム」の概念で日本プロ野球界を捉えたときに、巨人が中心的な存在であるのは間違いありません。なぜなら巨人は、スター選手という資源を他球団から獲得し、背後には読売新聞社・日本テレビという強大なメディアを持ち、プロ野球界の人気を左右し続けてきたからです。

「巨人の行いが、プロ野球界にどのような影響を与えたのかを調べてきた以上、その調査内容から新たな知見が得られるのではないか」というのが、先生のアドバイスでした。

新たな知見を見出すためには、ビジネス・エコシステムのことをしっかり勉強しなければいけません。
論文完成まで、走りきりたいと思います!

2010年12月3日金曜日

塚田です!

さて、今日は前々から私たちが出たいと渇望していた、広田ゼミとのインゼミでした。

井上ゼミでは、新しい「学び」を得る為に、対外的に他のゼミとお互いが学んでいることを発表し合う、インゼミを年に34回行っています。今日は毎年のように井上ゼミとインゼミを行っている早稲田商学部の広田真一ゼミナール(http://www.waseda.jp/sem-hirota/)とのインゼミで、私達の班が発表したのです。

この日、発表した内容はこちらです。
① http://www.youtube.com/watch?v=hDPZEo1gl3s
② http://www.youtube.com/watch?v=7f25gabMQMc
③ http://www.youtube.com/watch?v=GFRR4Q_t2Ls
④ http://www.youtube.com/watch?v=g2BxpzK2T3g

発表を面白くするために、私たちは「プロ野球界を斬る」という特番を行うという、斬新な形態での発表を行いました()
(ちなみに、広田先生にも好評でした♪)

この発表に行きつくまでには、沢山のゼミ生の協力がありました。
3回に及ぶリハーサルでは、よりわかりやすく発表するための知恵を沢山くれました

そして、選手データ打ち込み。よりコンテンツを充実させるために必要なデータ打ち込みを、ゼミ生みなにお願いしました。
発表4日前というギリギリの時期にも関わらず、みんな快諾してくれました!

本っっっ当に、みんなありがとう!!!


さて、定性調査が主軸の井上ゼミに対し、金融を学ぶ広田ゼミでは、定量研究が主。この日も、ホームページの充実度と企業の業績の関係を証明した研究を発表してくれました。

いつも8号館3階(パソコンのあるラウンジのことです。)で一緒に頑張っている広田ゼミ生は、本当に良きライバル。学ぶところがいっぱいあります。

この日も、私達の研究に対して、井上ゼミ内からはでないような意見をたくさんもらうことができました。
「日ハムのように地域密着型の球団が増えたことで、巨人人気が低下したのではないか」
といった、ウチの班の野球マニア・柳沼でさえも考え付かなかったようなアイデアもあったのです!

とても良い場になりました!
来年の後輩たちにも、インゼミは続けていってほしいなぁ。

発表の経験と、もらったアドバイスを活かして、いよいよ論文執筆です。


←発表衣装はユニフォームでした

2010年11月18日木曜日

実務家の方への発表

柳沼です。

去る1115日(月)、井上先生の恩師であり、実務の世界で活躍なさっている北村禎宏さんに、発表形式で日本プロ野球のコンテンツを見て頂きました。

北村さんは、ある大手アパレルメーカーの業態革新にも携われた方で、
現在は神戸でコンサルタントをされています
井上先生が、「何か有意義なアドバイスをいただけるだろう」ということで、今回の場をセッティングして下さったのです。

この日の為に、準備してきた発表。
今回の発表では、
「日本プロ野球界の崩壊はどのようにして起こったのか」という疑問に対し、
ネットワーク図とヒアリングを根拠に、
「メジャーの参入によって選手という資源の適正な配置(巨人へのスター選手集中)の仕組みが崩れ、その結果価値の創造と分配が正常に機能しなくなった」という答えを示しました。

時間をかけて練ってきたものだということもあり、自分たちの中では、それなりに自信が…。

しかし、ゼミ生からの評価は、
「納得感が得られない」
と、良い評価はもらえず…。

ネットワーク図も社長からの証言もあるのに、どうして…?

その疑問に、北村さんがしっかり答えてくれました。
「メディアが重要な補完財であることをもっと示す必要があるよね。巨人にスター選手が集まっていることはわかる。じゃあ、どうして巨人にスターを集めると、良いのか?それは、巨人がバックに読売新聞社をいうメディアを抱えていたからだよね。読売(日本テレビ)と巨人の関係を事細か示す必要がある。」
「さらに言えば、日本プロ野球の衰退を、大リーグの出現だけで説明しようとするのは乱暴。僕が考えるに、地上波TVが今までほどの力を失っているからだと思う。そこらへんも説明必要なんじゃないかな?」

北村さんによって、自分たちが「90年代は巨人にスター選手が集中していたが、2000年代に入るとスター選手がメジャーリーグに流れてしまった。」という事実だけを基に発表を組み立てていたことに気づかされました…。

また、院生の泉谷邦雄さんから、「巨人は予定調和の試合を行うことで、人気を保っていたんだ。みんな巨人が勝つってわかっているのに、水戸黄門みたいに見ちゃうんだよね。」という言葉を頂きました。

この「予定調和」という言葉。今後の研究に活きそうなキーワードだな。

何はともあれ、大きな気付きのある発表会でした。
北村さん、本当にどうもありがとうございました。

12月のインゼミがんばろう!

2010年11月8日月曜日

選手ネットワーク図作成

柳沼です!

前回の先生への相談後、約30年分の選手データを入手しました。
所沢にある大学の図書館では、1995年以降のデータしか得られなかったため、広尾にある都立図書館でデータ収集を行いました。
見開き1ページにつき40円。1年に30ページくらいあり、15年分。




つまり、40×30×15=18,000

痛すぎます()











膨大な量のデータを印刷し、手作業で打ち込みました。
1人で打ち込みをしていると、精神的に参ってくるのですが、みんなで打ち込むと案外楽しいものですね(笑)
ですが、トータルで30時間程度かかりました…。

データシート↓

完了後、院生の永山晋さんの家に押しかけ、アドバイスをいただきながら、ネットワーク図を作成しました!
その図がこれです!

1994-2000













この図は、どんな年俸の選手がどの球団からどの球団へと移籍しているか、その傾向を示したものです。
線が太ければ太いほど、高額年俸のスター選手が移籍していることを表しています。

見ての通り、
19942000年には、「スター選手が巨人に集中している」という事実が、
一方2001年~には、「スター選手がメジャーリーグに集中している」という事実が得られました。苦心して作り上げたネットワーク図…。
非常に感慨深いです。

このネットワーク図を持って先生にアドバイスを求めたところ、前回とは異なり私たちの仮説を納得していただけました!

やっぱり、先生からのお褒めの言葉は何よりも自信になります!
いよいよ来週は、井上先生の恩師である北村さんへの発表会です。
はりきっていこう!

2010年10月25日月曜日

研究室にお邪魔

竹下です!

今日は、井上先生の研究室にお邪魔させていただきました。目的はもちろん、藤井社長へのヒアリングを基にたてなおした仮説を見ていただくためです。いざ挑戦!

おさらいですが、前回の中間発表で、私たちが提示した仮説は「セ・リーグの選手引き抜きは、実際にはパ・リーグの戦力均衡を助け、収益増加に貢献していた」というものでした。

そして今回、私たちは藤井社長のお話を踏まえ、もう一度プロ野球の歴史を見直してみました。そうして出来上がった仮説が「巨人が選手を引き抜くことで、セ・リーグでは視聴率が上がり、セ・リーグのチームは放映権収入で儲けることができる。一方パ・リーグへは、選手を引き抜くことで選手年俸という形でその収入を還元していた。こうして、巨人が中心となることで球界全体を盛り上げ、安定させていた」というものです。

このような仮説に至ったのも、やはり藤井社長の「高額年俸の選手がいても地獄やな」という一言が大きかったです。実はパ・リーグの球団が高額年俸にスター選手の扱いに困っていた、という事実は、私たちの研究の新しいヒントとなりました。

今回はヒアリングも踏まえてきたので、なかなか自信があったのですが、しかし、帰ってきた答えは、「納得がいかない。」

藤井社長のお話はおもしろいし、新しい。だけどそれだけで「巨人のおかげでみんながもうかっていた」と言い切るのはあまりに乱暴すぎるし、納得がいかない、ということでした。巨人が12球団の中で際立ってスター選手の引き抜きを行ってきたという事実はあります。しかし、それが具体的に他球団にどう影響しているのか。ヒアリングだけではなく、もう一つ別の角度から証明しないと、「本当に?」という疑問が残ってしまいます。ここにきても、やはりデータ不足が響いてきました。

ここで井上先生からいただいたのが、「ネットワーク図で、巨人に選手が集中していることを示す」というアドバイスです。ただ数値を羅列するよりも、実際に巨人にこれだけの選手が集まっているんだ、というのを視覚的に示すのも一つの方法である、というアドバイスをいただきました。ネットワーク図を作成したことはないし、思った通りのものができるかはわかりませんが、うまくいけば、すごくおもしろそうです。

また、今まで私たちはあまり気に留めていなかったのですが、先生とのやり取りの中で「どうして巨人戦の視聴率が下がったのか?」という疑問に焦点が当たりました。なんとなく、MLBに選手が流出して、試合の魅力が低下したんじゃないかなぁ、とは考えていたのですが、今回の仮説のように選手の移動に注目するのであれば、そこも深ぼっていくことになりそうです。はじめは日ハムの研究だったのが、パ・リーグになり、球界全体になり、そして今回またMLBという新たなプレイヤーまで出てきました。はじめに想像していた研究とはほど遠いものになってきていますが(笑)、なんだかおもしろくなりそうです。

今回の挑戦、先生をうならせるような結果にならなかったのは非常に残念だし、悔しいのですが、ネットワーク図という新しい切り口を手にすることができました。

それからもうひとつ、今回の挑戦の結果(かどうかはわかりませんが)、なんと井上先生の恩師であり、実務の世界で活躍なさっている北村さんという方をお招きして、その方の前で発表を行う機会をいただけました!うれしい!実務で働いてらっしゃる方のアドバイスをいただけることはなかなかありません。いったいどんな視点から切り込まれるのか、怖くもありますが、今から楽しみです。

せっかくの機会が有意義な場となるよう、これからさっそくデータ収集頑張ります!

2010年10月12日火曜日

藤井社長インタビュー

塚田です!
108日、北海道日本ハムファイターズの藤井純一社長にインタビューしてきました。
お忙しい中、東京で私達にお会いして下さることになったのです!

井上ゼミ生として、数多のヒアリングを行ってきた私達ですが、
「社長」と冠のつく方にお話を伺うのは初めてです。
不安と緊張の面持ちで某ホテルのロビーでお待ちしていると…。

「はじめましてー。藤井ですー。(関西弁)」

藤井さんは非常に気さくでお優しい方でした!
学生である私達のために、自前のパワーポイント資料を用いて説明して下さりました。

自球団の経営に関する、とても深く、興味深いお話の中で、
「若手育成に大変力を入れている」
「高額年俸の選手がいても地獄やな」
「パ・リーグは集客がすべて」
「勝つことが最高のファンサービスだと思ってられるとこが、まだ(セ・リーグには)あると思う。」
などなど、私たちの仮説を裏付けるような発言をたくさん得ることができました。(928日ブログ参照)

この日は、たくさんの意外な、そして生き生きとしたお話を聞くことができ、
非常に有意義なインタビューを行うことができました。
(オフレコ過ぎてブログに書けない話も多々ありつつ…残念です!)

また藤井社長は、
「夢と感動を与えることが一番のファンサービスやと。勝つことだけじゃない。」
と仰っていました。

↑藤井社長との一緒に。

とにもかくにも、藤井社長のおかげで、私たちの研究は定性的に仮説が支持されて、大きく進展しました。
夏からの努力が結ばれた結果かな?と思います。

忙しい合間を縫って会って下さった藤井社長、本当にありがとうございました!!
また、データの打ち込みや仮説の精緻化を頑張っていきたいです!

2010年10月5日火曜日

中間発表(2週連続)

柳沼です。
私たちは先週に引き続き、本ゼミの時間に中間発表を行いました。

本当に大変な1週間でした。
101日、内定式当日にも関わらず、所沢の図書館に出向きました。
選手移動に関する定量データを収集し、仮説をしっかりしたものにするためです。

所沢図書館を探していると、週刊ベースボールに毎年の選手データ(成績・年俸など)が載っていることを発見!
選手データをコピーし、いそいそと内定式(@千葉)に向かいました(笑)

週末の間にデータ打ち込みを行った結果、やはりパ・リーグからセ・リーグに選手が移動していることが示され
ました。
選手の質としては、好成績であり年俸が高い選手の多くが、セ・リーグに移動していることも判明しました。。

そのことをパワーポイントに盛り込み、中間発表に挑戦…。
結果…、先生からは「11月のインゼミはやめたほうがいいかもしれない。それは、面白い研究になりそうだから。インゼミがあると、研究が収束に向かってしまうからね。じっくり研究を進めて、12月のインゼミを目指してみれば?」と言われました。

11月のインゼミの辞退を勧められたことは、正直悔しかったです…。
ただ、自分たちにはやる気があることは示せたのかな?と思います。
12月のインゼミに向けて頑張っていきます!

そんな中、ビッグニュースです!!
藤井社長からメールがあり、来週お会いすることになりました!本当に楽しみです!

2010年9月28日火曜日

中間発表

竹下です。
今日は、本ゼミの時間に中間発表を行いました。

今日の中間発表に向けて、私たちは、
「パ・リーグからセ・リーグに選手が流れている」
「パ・リーグは選手を引き抜かれてもセ・リーグと同じような入場者数を誇っている」
「パ・リーグは戦力均衡が保たれている」
という3つの事実に基づき、

「セ・リーグの選手引き抜きは、実際にはパ・リーグの戦力均衡を助け、収益増加に貢献していた」という仮説を立てて挑みました。
方向性は少しずつ絞れてきたものの、まだまだ仮説が漠然としていて、いまいち鋭いものではない、というのはメンバーとしても実感していました。そして、やはり問題となるのがデータ不足です。実際にどんな選手がどれだけ移動しているのか、本当に戦力均衡が魅力なのかなど、決め手となるデータがありません。ゼミ生からは「机上の空論にしか聞こえない」という辛辣なFBをもらいました。その通りだと思います。

私たちは翌週の本ゼミでも中間発表を行うことに決めました。正直言って、研究がうまくいっているとは思えません。春から進めている研究もいつまでたっても突破口が見当たらず、本当にこの方向性でいいのか、という不安があります。しかし、だからといってこのまま自分たちだけで思い悩むよりは、ゼミ生や先生方に思いっきりたたいてもらって、そこから何か見つけたい。本ゼミの場で前に立つのはいつまでたっても緊張するし、毎回のように打ちのめされるのはかなりつらいのですが、そこから得るものが大きいことも実感しています。

11月初旬にインゼミが行われる予定なので、私たちはその井上ゼミ代表に選ばれることを目標にすることにしました。卒論完成、という大きなゴールがあるのはもちろんですが、それだけだと先が長すぎて少し気持ちが折れてしまいそうなので、その合間合間に目標をはさんで達成していくことでモチベーションを上げていこうと思います。

明日からさっそく、選手移動にかんする定量データを探すことにします。がんばるぞー!

2010年9月10日金曜日

卒論リスタート

お久しぶりです!柳沼です。

9/5をもって、夏合宿が終了しました。
長野の軽井沢で行ったのですが、非常に有意義な合宿になりました!
冬合宿は、卒論の追い込みをすることになると思いますが、今から楽しみです。

そんな中、プロ野球班においても、ビッグイベントがありました。
新メンバーの加入です!

小島和紘…岐阜出身のあまのじゃくネットジャンキー。班随一の論理的思考の持ち主。


彼は、夏合宿で私と同じ課題に取り組み、その過程でお互い「一緒に卒論がやりたい」と思うようになりました。
かな・塚田に話したところ、了承してくれたので、加入することになりました。
これからの活躍に期待です!


さて、夏合宿終了後、私たちは研究対象を日ハムからパ・リーグやプロ野球界全体へと視点を徐々にシフトしました。
615日の記事で述べた、「パ・リーグとセ・リーグと比較してみれば?」という先生からのアドバイスの方向に向かおうかと。
日ハムから研究の糸口が見つからない以上、プロ野球界全体へと研究対象を広げることで、収集可能データの幅を広げようと考えたのです。

国会図書館に出向き、地道に全球団の視聴率データを集めようしました。
また、早大所沢キャンパス図書館(スポーツ科学部があり、スポーツに関する沢山の文献がある)にて、スポーツマネジメントの新たな視点を探ろうとしたりしていました。

しかし、確かなデータや新たな発見は見られませんでした。
さらに視点を広げ、JリーグやMLBとの比較を行おうとも考え始めました。

迷いに迷っている最中、グループワーク中、新加入の小島がこんなことを言いました。
「右往左往しすぎ。日ハムに焦点を当てて詰まっているなら、先生が以前言っていたように、セ・リーグとパ・リーグの与える価値や各々の関係性を調べてみたらいいんじゃないかな?今あるデータで言えることはないか、しっかり考えようよ。」

私たちは、確かなデータを追い求めすぎていたことに気付きました。
「今あるデータから言えることはないか、しっかり考える。」この作業が少なかったのです。


↑頭脳派小島

こうして、私達は「日本プロ野球における、セ・リーグとパ・リーグの関係性を見る」という方向で突き進んでいくことになりました。

これから、今あるデータを基に、仮説を構築していきたいと思います。
今月末には中間発表があるので、しっかり頑張ります!

それではまた!

2010年8月5日木曜日

文献サーベイ講習会

こんにちは。塚田です。
夏休みが始まってすぐの本日、院生の永山晋さんによる卒論の文献サーベイの講習会が開かれました。

文献サーベイとは、研究の際に用いることができる理論や先行研究・データが記載してある文献をあつめる作業のことを言います。

事前に、関係文献を50冊程度集めてくるという宿題がありました。
宿題の中には、今まで手をつけたことがなかった、英語論文の収集もあり、大変骨の折れる作業でした…。
論文に書かれている英語って、すごく難しいです!


今日は、集めてきた文献を院生の方に提示し、文献サーベイのやり方に関するアドバイスや今後の方向性を請うための場でした。
しかし、日ハムやパ・リーグの何に焦点を当てるかさえ決まっていなかったため、あまり有意義な場にすることができませんでした。永山さんに申し訳ないことをしてしまったと思い、反省です。

最近は、新たなデータもなかなか発見できません。
また、藤井社長とのインタビューもなかなか実現せず…。
なかなか日ハムから「これだ!」という糸口が発見できないため、迷走を続けています。

しかも、夏合宿に向けて別の課題もあり、一旦卒論を中断しなければならなくなってしまいました。
最近は、正直迷走を続けています。

班員にも焦りの色がでてきていますが、ここから盛り返していきたいと思います。

2010年7月17日土曜日

まさかの出会い

柳沼です!

最近は、前回と同様、データ漁りの日々です。
前回以降の発見で言うと、各球団が選手に支払っている年俸のデータが見つかりました。
参考: http://133.163.205.37/report/index.htm
ここで、巨人の年俸が異常に高く、パ・リーグの年俸が全体的に少ないことが判明しました。
このデータや視聴率・入場者数のデータから、何か言えないか?
他にデータはないか?
試行錯誤の日々が続いています。


そんな中私は、鎌ヶ谷スタジアムで行われた、鎌スタ祭り2010にスタッフとして参加しました。
以前紹介した、日ハム2軍のマスコットであるカビーのお手伝いをしてきました()

参考:
TEAM CB(チーム カビー)メンバー大募集!!
http://www.fighters.co.jp/news/detail/1408.html

スタッフとして球団職員の方と仲良くなるチャンス!と考え、3人揃って応募したのですが…、
「柳沼のみ当選」
という何とも言えない結果になりました()

そのため、柳沼はスタッフとして働き、竹下はお客さんとして参加することにしました。

一緒に働いたスタッフの中には、ご年配の方から小学生まで幅広い年代の方がいました。
みんな日ハムを愛していて、1日しか一緒にいませんでしたが、大変仲良くなることができました!^^

そんなメンバーで、球場でダンスを踊ったり、球場内の案内を行ったりと、汗だくになりながら働きました。
昼休みにカビーからもらった弁当は、非常においしかったです!()

一方、本来の目的である「職員の方へのコネクション」を求め、接触を試みましたが、中々じっくり話せる機会がない…。

ヤキモキしながら炎天下の下働いていました。
「今日もあまり収穫がないまま帰ることになるのかな…」と半ば諦めかけていたところ、
奇跡的な出来事が!

なんと、藤井純一球団社長が、お好み焼きを焼きまくっている姿を見つけたのです…!
ファンサービスでお好み焼きを焼きまくる社長だと言う噂は本当だったのか、とびっくりしました!!

喜び勇んで話しかけ、研究協力をお願いしたところ、藤井社長は快諾してくださいました。
後日インタビューをさせていただく約束を取り付けることに成功しました。

試合のほうも日ハム勝利と、大変充実した1日になりました!

2010年7月8日木曜日

東京ドームフィールドワーク

竹下です。

題材も決まり、順調な滑り出しを見せた研究ですが、さっそく行き詰ってしまいました。最近の私たちは、先日の中間発表で先生からいただいたアドバイスを基に、まずは研究のスタートとしてパフォーマンス指標であるプロ野球界の財務状態等を調べています。

・・・ない。

日本のプロ野球界では明確な収支状況を公開しているチームがないんですね。公開されていてもかなり大まかなものなので、一体プロ野球は何で儲けているのか、断言できません。そもそも財務状況が分からないと、成功していると言えるのか、という根本的な問題にも関わってきます。「データが少ないから研究は難しい」と言われていましたが、これは思ったよりも大打撃です。困りました。このままもう少し粘ってみて、どうしても出てこないようであれば何か別の指標を考えなくてはいけません。今の段階で数字として出せるものは、入場者数、視聴率など。これを何とか活かせないものか、悩みどころです。

さてそんな中、本日、私たちは東京ドームに行ってきました。目的はもちろん、野球観戦!北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスです!気になっているテーマの一つである「顧客満足をつくりだすための仕組み」を調査するためには、まずは球場に足を運んでみるべきだろう、と考えました。もちろん、少し行き詰ってしまった研究の息抜きも兼ねています(笑)

ドームに入ってみて思ったのは、意外にも若い人が多い!なんとなくイメージとしては、野球観戦って仕事帰りのサラリーマンの方とか、30代以上の男性が多いような気がしていました。もちろんそういう方々もたくさんいるんですが、それと同じように20代の若い方々、しかも女性が観戦に来ています。そういえば、日ハムは本拠地である札幌ドームでは女性グループ対象の割引サービスなど、今までの日本プロ野球にはなかった新しいサービスを提供しているんです。実際にピンク色のユニフォームを着て応援している女性グループがいると、今までの野球のイメージにはない、また違った雰囲気を感じました。野球観戦と聞くと、なかなか若い女性には敷居が高い感じがしますが、もうそんなことはないみたいです。なにより、今回が初めてのプロ野球観戦だった塚田がさっそく球場になじんで応援している姿を見ると、日ハムが仕掛けた新しいプロ野球の魅力を実感しました。


↑なじむ野球初心者塚田(左)とイケメン選手と握手する竹下(右)

こうして新鮮な雰囲気の東京ドームを見学していたわけですが、いざ試合が始まってしまうと、ついつい試合に見入ってしまいました。試合が終わればお客さんも足早に帰ってしまうので、考えていたようなヒアリングができません。これは反省しました。事前に、「誰にどんな風に何をヒアリングするか」を決めないと、FWはうまくいかない。当たり前のことですが、今回改めて身にしみました。次回に活かします!

↑試合観戦に没頭中。だめですね(笑)

しかし今回の試合観戦は、少し行き詰っていたことによって低下気味だった私たちのモチベーションへの影響が大きかったな、と感じています。実際に球場に行ってみてあの空気を味わうと、なんとしてもこの面白みをみんなに伝えたい!という思いが高まります。明日からの研究がまた楽しみです!

そういえば、今日は日ハムの応援団の方々にもヒアリングに応じていただきました。野球観戦の醍醐味でもある応援の基盤を支えている彼らからは、やはり普通のファンとは違う使命感を感じます。そんな日ハムファンの代表ともいえる応援団の方々から、なんと柳沼が「応援団に入りませんか?」というお言葉をいただきました。彼の日ハムに対する、熱い、熱い思いが伝わったようです。もしかすると、参与観察もありかもしれません(笑)

2010年6月26日土曜日

初めてのフィールドワーク

お久しぶりです。塚田です!

私達は624日(木)、日ハムの「勝利を作り出すシステム」(前ブログ参照)を
解き明かすためのフィールドワークとして、日ハムの2軍試合を見に行ってきました。

日ハムの2軍球場は、選手や球団スタッフとの距離も近いことで有名です。
そこで「コネクションを作れるかも…」と早速フィルードワークに出かけることにしたのです。

この日は、竹下の都合がつかず、私と柳沼2人の参戦です。
2軍球場は千葉県の鎌ヶ谷市にあるのですが、予想外の遠さに、試合開始から30分以上遅刻…。



アクセスが悪い上に、平日昼とかどのくらいお客さんが少ないんだろう…?
と考えていたのですが、案外お客さんが多くてびっくり!!
日ハム2軍が、しっかりと地域から愛されている、と感じることができました。

6月とは思えない炎天下の中しばらく観戦していると、突然、客席で球場スタッフの方に声をかけられました。

「カビー(日ハムの2軍のマスコットキャラ)と一緒にダンスを踊りませんか?」

こうして、7回終了時に、マスコットキャラであるカビーと一緒に応援のダンスをフィールドで踊ることになった私達。
正直、最初はとっても戸惑いました…。でも、せっかくに機会ということで、恥は捨てることにしました()
3回の練習の後、カビーや他のファンの方たちと元気にダンス!
こういった地道な活動があるからこそ、地域に愛されているのかもしれないな、と感じたひとこまでした。いい思い出ができました。

しかしながら、踊っているばかりじゃフィールドワークに来た意味がない!
そこで私達は、熱血2軍ファンの高校生男子やスタッフから軽くヒアリングを開始。
けれども、研究の糸口となるような証言やコネクションは得られず仕舞いでした。
(やはり試合では、ヒアリングは難しいのかもしれないですね。)

ダンスのせいで?試合自体はあまり見ることができなかったけれど、
研究の第一歩として、滑り出し上々の1日でした!

↓カビーとの思い出です。


2010年6月15日火曜日

題材決定!

こんにちは!柳沼です。

卒論で扱う題材が決まりました!
「北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)」です!
日本プロ野球パシフィック・リーグの球団です。ダルビッシュ投手が有名ですね。

この題材は、北海道出身で熱烈的なファンである私が、以前から他の班員に推していたものです。
本当に日ハムが大好きだからという、実に単純な理由で、私は日ハムを推薦していました()

しかし、好きなだけで他の班員に卒論の題材として認められるはずがありません。
そこで私は、日経ビジネス等の記事や他大の研究を読みあさり、自分なりにいくつかの研究方向性を提示してみたのです。

①組織変革…日ハムは2004年に東京から北海道へと本拠地を移転した。その後、日ハムは19年ぶりの黒字経営を達成するなど、球団経営が劇的に改善している。この変化を、組織変革の視点で追う。
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20071025/285470/
②勝利を作り出すシステム…2004年以降、日ハムのチーム成績が著しく向上している。現に、この事実をより深めていくことで、経営学の何らかの示唆を見つけ出す。
③顧客満足を作り出すためのシステム…慶應義塾大学の研究によると、日ハムは非常に高い顧客満足を与えている。この満足を作り出す仕組みを追う。

この方向性を班員に提示したところ、「ゼミの時間にプレゼンしてみて、先生やゼミ生の意見を聞いてみよう」ということになり、数日間かけてパワーポイントを作成。

そして今日がプレゼンでした。

まだまだデータが少ないこともあり、ゼミ生からの反応はイマイチ…。
一方先生からは、「日ハムを中心に、どのようにパ・リーグがうまくいっているのか、調べてみれば?支配者的な巨人がいるセ・リーグと比較してさ。」とのお言葉をいただきました。

ゼミ後、班内会議で「ネガティブすぎる意見が出ていない」「先生から新たな方向性を提示していただけた」ということで、日ハムを中心としたプロ野球界を追っていくことに決定!

これから、より一層頑張っていきたいと思います!

2010年5月13日木曜日

初めてのグループワーク


はじめまして!井上ゼミ7期の塚田綾乃です。

今日は私にとって初めての卒業論文のグループワークの日でした!
私の卒論班のメンバーは、私、竹下香菜、柳沼匡寛の3人。

ブログ第一日目ということで、簡単にメンバー紹介をしたいと思います。
● 竹下香菜…九州出身のクセに、クールな女の子。この班随一のキレ者!

● 柳沼匡寛…北海道出身のクセに、暑苦しい男。猪突猛進な性格で、班を引っ張る!

● 塚田綾乃…留学経験ありのおてんば娘。スケジューリングで、彼女の右に出る者はいない!

実はこのメンバー、「違った価値観のこの3人なら、面白いものができそう!」と
私が呼びかけて集まってくれた2人です。
井上ゼミでは、研究対象もしくはメンバーを決めて、卒論が始まっていきます。
どうやって卒論をスタートさせるかは、先生から任されているのです。

こうして、「メンバー」からスタートした私達。
意気込みは十分なものの、やはり「研究対象」が決まらなきゃどうしようもありません。
ということで第一回目のグループワークでは「何を調べよう?」という議論に終始しました。

宿題として研究したい内容を、一人10個くらい持ち寄ってきたのですが、
3人ともやりたいことがバラバラ過ぎて・・・

今日3人から出てきた意見は農業ビジネス、北海道日本ハムファイターズ、ABCクッキング教室、お弁当屋さん等。全くまとまりがない(笑)

これから半年以上かけて、どんな研究ができるのか、未知数です。
とても楽しみ!